小室哲哉×吉田拓郎 at TK MUSIC CLAMP。
本棚を何気なく眺めていたら、こんな本を発見。 「小室哲哉音楽対論」。
1995年頃フジテレビの深夜枠でやっていた、小室哲哉が毎回大物ゲストと音楽についてダラダラ話をする内容の番組がテキストにおこされた本です。 対、桑田佳祐、坂本龍一、吉田拓郎、槇原敬之、CHAR、泉谷しげる、忌野清志郎、井上陽水・・・。 凄いでしょ。 この人達が、てっちゃんと音楽の話をするわけです。 泉谷さんとか結構笑えます。 初っぱなから「なんだ?おめぇそれは?」とか言っていて。 今回の逮捕の件で泉谷さんは松山千春さんと「小室が逮捕されるのはおかしい。逮捕されるなら、アレとアレじゃないか?」的な話をラジオでしていたとか小耳に挟みました。
それはさておき、この番組のワンコーナーでは、遠峯ありさ時代の華原朋美や、浜崎あゆみ、広末涼子、鈴木紗理奈らが、棒立ちで懐メロを歌ったりもしたものです。
ウルフルズに「次、ダンスミュージックやったら?」なんて言って「ガッツだぜ」が出来たって話もあるんですけどね・・・。
そんな懐かしい番組の本を広げていたら、こんな会話を発見。
吉田拓郎:それって幸せ者ですよね。小室さん、今、幸せ感じてるでしょ?
小室哲哉:その・・・・・・?
吉田:みんなが良い方にとってますよ。何言ったって、大丈夫よ、今は。
小室:どれくらいで痛い目に遭うんですかね?
吉田:え?
小室:痛い目には遭うんですかね?
吉田:10年後じゃない?でも、十年は長いよ。
小室:そうですかね?
吉田:結構時間あるよ。
小室:あ、今を食い時という時期にしたらですか?
(中略)
吉田:いいんだこれが、10年。10年経ったら、また会おうね。
小室:そんなに会ってもらえないですか?10年も。
吉田:うん。俺、10年後までにディスコとカラオケを1/2に割るわり算をちょっと勉強しとこ。10年くらい掛かりそうだな、勉強するのに。
・・・(以下略)
この会話が大体95年頃だったはずなので、痛い目に遭ったのは13年後・・・と言う事になりましたが・・・。 今は何を見ても、何を読んでも例のXデーに向かっていたんだなぁ、と妙な気持ちにさせられるものです。
この本はなかなかの価値があるのではないかと今になると思います。 重いと思うんですけどね、内容。
- 作者: 小室哲哉
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 1996/05
- メディア: 単行本
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With t―小室哲哉音楽対論〈Vol.5〉THE FINAL
- 作者: TK MUSIC CLAMP
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 1996/08
- メディア: 単行本
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- 作者: TK MUSIC CLAMP
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 1995/11
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