やっと読みました!

『僕の地球を守って』の続編『ボクを包む月の光』。 やっと読みました。
近頃の日渡早紀の絵にはすっかり免疫も出来ているので、特に絵柄に対する問題ではなく。 やっぱり小学生の頃からのめり込んで見ていただけに、あれだけ綺麗に完結した作品の続編を読むのは少々時間が掛かりました。 ・・・でも面白かった!!
グニャグニャになった気持ち悪い絵柄はやはり抵抗があるものの、3巻頃になると作者自身もかつての絵柄を意識して描いているのかな? と感じるような箇所もありました。 それはさておき、かつてのファンもそれなりに満足しているのではないでしょうか。 作者が思い入れて、綿密にキャラづくりをした成果でしょうか。 みんな本当に一人歩きをしていて、そして自ずとエピソードが続いている感じがしました。
過去の出来事を洗い出すエピソードには鳥肌が立ち胸が詰まる、登場人物の心情に迫る箇所では思わず涙。 私も相当『ぼく地球』に思い入れてんなぁ(>、<) 少年漫画は『ドラゴンボール』、少女漫画は『ぼくの地球を守って』。 これで育ちましたから。
日渡早紀さんのタチなのか、デビュー当初からずっと「シリアス」に徹しきれず、おちゃらけを入れてしまうクセが相変わらずで少々残念。 そうでも無ければこれまた救いの無い漫画になってしまう恐れもあったのかもしれないけど・・・。 ガクッときちゃうんだよね。 まぁ、今更ですが。
とにかく大満足でした。 
ボクを包む月の光―ぼく地球次世代編 (1) (花とゆめCOMICS (2801))ボクを包む月の光―ぼく地球次世代編 (2) (花とゆめCOMICS (2875))ボクを包む月の光 ?ぼく地球次世代編 (3)