終戦の日も過ぎて。

毎年終戦の日にちなんで、なにかしら資料を探したり、テレビの特別番組を見たりしますが、今年はBSでやっていた、数日間毎夜続いた第二次世界大戦のフィルムを見ました。 ナチスの悲惨な虐殺映像がかなり多く、テレビでやってよいものかと驚きましたが、かつて、地球上で実際に起きたことなのです。 アウシュビッツを生き延びた方は、いまでも生きているのです。
ナチスユダヤ人迫害の事をあまり知らないのと、NHK総合で5夜連続放送されたアンネの日記に心が痛み、集中的に調べてみました。
調べるほどに、こんな行いは、絶対に許されてはならないことだと恐ろしくなります。戦争がなければ善良な市民だったはずの多くの人が、なぜ恐ろしい行いに加担せねばならなかったのでしょうか。今の日本に住んでいると考えられません。日本が戦争で行なったことも、ほとんど教育受けませんし・・・。
それと、大変興味深いのは、戦後ドイツはどのように、近隣各国との関係を修復していったかです。
そこについては、また後日知れたらと思います。

私の子供たちと同じ年ごろの子を抱えながら、体をすくめている婦人が写る一枚の写真を見ると、今の現実との差にやるせない気持ちになります。 しかし、忘れてはならないのは、今でも、世界のあちこちに、あの悲しいお母さんは存在します。
やはり、どうにもできません。