自分の年齢を振り返ってみて。

子供の頃に「お母さんは何歳なの?」と母に聞いて「29歳だよ。」と返ってきた会話の内容を覚えています。 ボロアパートの台所で母に聞いた光景も何となく浮かびます。 幼稚園で先生の歳を聞いて、大人の年齢に興味を持って聞いたんだったかな。 ちなみに、私が昔の母を思い出せるのも29歳辺りからだと思います。 それ以前は、手や足、服など、その時々のパーツで覚えているような。 近くにべったりくっついてるし、小さいしで、母親全体を見ていなかったのかも知れないですね。
で、なにかというと、私もいつの間にか29歳になっていたわけです。 なんだか変な気持ちです。 私はまだまだ「お母さんは何歳なの?」と訊ねた頃の気持ちも覚えているし、それほど大人になった様な気もしないのに、当時の自分の世界全てだった、大きいと思った母親と同じ歳、立場にいるわけです。 そんなんじゃないんだけどなぁ、と思います。
サザエさんがいつの間にか自分より年下になった時も、高校球児がいつの間にか小僧っ子に見えるようになった時も、同じ様な気持ちになりました。
まぁ、こんな私を娘もでかくて凄いお母さんだと思ってるかも知れないので、でかくて凄いお母さんぶってみたいと思います。 出来るだけ期待を裏切らないようにしてみます(^_^;)