実家を出て・・・と言えば。

就職が決まり一人暮らしをする時は、こみ上げる思いは色々とあったけど照れ屋なので、まるでどこかに遊びに行くかのように家を出ました。　新しい住まいまで送ってもらって飯食って、「じゃあね！」と手を振って別れました。
でもその前日、実家で最後のお風呂に入った時には「この家族の一員として入る最後のお風呂かぁ。」と思い泣けてきたのを今でも思い出します。　食事でも便所でもなく、なぜか風呂。　毎日風呂でカウントダウンしてました。　今となっては、実家のお風呂に入っている時は、お客さんという立場。　同じ風呂でも、全然違うんだな。
最近読んだ中高生向けの本に「家族は期間限定のプロジェクト。いまのうちに味わっておきなさい。必ず解散するんだから。」なんて感じの事が書いてありました。　ほんと、その通り！　今なら痛い程分かる言葉だけど、中高生の時に読んだってきっと「早く家出てぇ。」って思ったんだろうなぁ。　そんなわけで、何はなくとも今の家族を大切にしようと思ったのでした。
何書いてんだ私っ！くさっ。

オヤジ国憲法でいこう! (よりみちパン!セ)

↑これがその読んだ本です。