弱者に厳しい世の中。

バスに乗るために列に並んでたら、突然前にいる初老の女性が私の腕を引っ張って順番を譲ってくれた。 別にそんな親切要らないので断ったんだけど
「私ペースメーカーなの、前の子お話ししてるでしょ、ちょっと離れたいの、ごめんね。」
と事情を話してくれた。
車中ではなくバス停なので、携帯で通話をするのは際だってマナー違反ではないとは思うけど、こうやって言われなければ分からないところで必死に自己防衛を計っている方がいるんだなと改めて思った。
世間一般的には、ぺったりくっつくほど近距離じゃなければ大した影響を与えない、と言うような話しになっているので、おざなりになっている部分もあるけど、実際に医療器具を身につけている方からしてみたら、ちょっとの可能性でも気持ち悪いですよね。 なんとか気持ちよく共存できればいいなと思うんだけど、うやむやにされている部分ですね。 ペースメーカーと携帯電話の正しい知識もうわさ話しか知らないのでまったくないし、もっと世に、どのように危険で、どれくらい安全なのか知らしめる必要もあると思います。 なんだかとっても考えてしまった一日でした。